トマトケチャップ開発秘話(2)企画へ

June 27, 2018

 

 
2017年某月某日

 

東京、恵比寿。


ウェスティンホテル東京のロビーラウンジ。


僕は貝塚さんにトマトケチャップ開発の企画の説明をしていました。
テンションも上がり気味。やや早口の僕と落ち着いた貝塚さんの二人は
お茶を楽しむホテル客の中ではちょっと浮いていたかも知れません。


…貝塚さんとの出会いは2012年頃だったと思います。
今帰仁村内のある方から紹介されました。
古宇利島のてっぺんに別荘を持たれている方で、その別荘は凄く贅沢な作りでしたし、聞けば東京で人材派遣会社を立ち上げた方との事で、かなり緊張したのですが、お会いしてみると、本当に気さくで偉ぶらずニコニコ笑顔のたえない方で「貝塚史郎です」と自己紹介して下さいました。想像していた「大企業の社長さん」とは正反対の印象に驚きました。

 

僕にとって、貝塚さんは、最初は「時々古宇利島の別荘に遊びに来る人柄の良い社長さん」だったのですが。
別荘もあまり使わない時が多い反面、台風とかで被害があると、修理に凄くお金かかったりするので「せっかくだから別荘として使わない時には宿でもやろうかと思ってるんですよ」との話があり。

たまたま僕の妻や、シェフの赤坂さん、県内北部のホテルで働いていてMさんの3人が「一緒に宿やっていこう」というタイミングもあったので、ご紹介。

 

話はトントン拍子で進んで、2013年にはワンスイートホテル&リゾートがオープン。2015年にはカフェ&レストランL lota (エル・ロタ)をオープンさせ、どちらも人気の宿とレストランになりました。

特に、宿に関しては今帰仁の「ふるさと納税」の返礼品として宿泊メニューを用意したところ、非常に大人気となり、沖縄県内のふるさと納税額で今帰仁村が上位になる事に大きく貢献して頂きました。

 

なので僕にとっての貝塚さんは
「妻がお世話になっている会社の社長さん」でもあり
「観光協会や商工会、今帰仁村のふるさと納税でお世話になっている社長さん」でもあり、
時々飲んでは、色々とアドバイス頂く「メンター」のような方でもありました。

 

「僕…面白い事は色々やってきたつもりなんですけど。
意外に儲けに繋がってないんですよねー。
やっぱり儲ける商才みたいなのがないんですかねー。」


そんなバカ丸出しの質問を<飲んだ勢いもあり>した事もあります。

 

貝塚さんは「何事も、何をするかではなく、誰とするかの方が重要だと思いますよ」
とおっしゃって、ニコニコと笑っていました。


以後、この言葉は、観光協会を退職してからというもの、僕の行動指針にしている程です。

 

貝塚さんとはそうやって様々な機会で時々お会いしては、一緒に飲んだりしていたのですが…その貝塚さんからある日「レストランだと席数に上限があって、それ以上の売上がないんですよ。何か持ち帰れる感じというか、テイクアウト的なアイディアありません?」みたいなお話を丁度していたので

開発秘話(1)で考えていた内容…今帰仁村の特産品としてのケチャップ企画を、思い切ってプレゼンする事にしました。

 

普段ニコニコ顔の貝塚さん。
当たり前と言えば当たり前なのですが、企画の説明中は真面目で真剣な顔をしています。
逆にそれがギャップとなって、僕は普段以上に緊張してしまいました。
幾つかの質問とやりとりがあって、一呼吸。

 

 

「いいですね。やりましょう!」

 

 

ニコニコ顔に戻る貝塚さん。

あっけない程あっけない即断即決。
むしろ、こちらがちょっと戸惑うくらいの即決具合でした。

 

企画はOK。スポンサーも出来た!

 

さぁ、あとはケチャップ作るだけだ!!

大丈夫。

 

もうYOUTUBEでケチャップ作り方は勉強した!

 

でも一応、ヒアリングだヒアリング。

ゼロから1を作る時の基本。

 

情報収集だ!!

 

 

開発秘話(3)へ。

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