ナオキ屋のレコ発ライブ

July 31, 2017

小学校5年生の時。

バレンタインデーにチョコレートを18個貰った。

50近い人生の中で、後にも先にも、この時以上にチョコを貰った事はない。

世に言うモテ期。

人生で一番モテたのか?と言うと、そうではない。

 

タネがある。

 

それまでチョコは母親や親戚のオバサンから貰うくらいしかなかった私だったが、小5で立派な自意識過剰なマセガキとなり、何とも女子からチョコが欲しいと思うようになった。

 それで私はどうしたかと言うと。

 単純に2月になると会う女の子、会う女の子、手当たり次第に

「バレンタインデーになったら、チョコちょうだい。お願い!」とお願いしまくった。

 当時は義理チョコなんていう言葉もなかったが、恥知らずの私を不憫に思ったであろう女子18名が、私にチョコレートをくれたという訳だ。

 私はもちろん有頂天になり、一つの事実を見つける。

 

 !人は、お願いすると意外に聞いてくれる!

 

頼まないよりは頼んでみた方がいい。という、ある種恥知らずな私の特性は、この成功体験が培ったかも知れない。

 

 しかし、時は過ぎ、人は大人になる。人生はミルクチョコのようにずっと甘い訳ではない。カカオ70%以上の苦いチョコレートもあるのだ。

 成功体験が忘れられなくとも、それが必ず成功に繋がる訳ではない。

 

「バレンタインデーにチョコレート頂戴」というハードルは超えられても

 

「キ、キ、キキキキ、キッスしても…いいよね?」

 

という中学校になった私の初恋女子への頼みは、決して叶えられる事はなかった。

 

 その子は私より前に先輩男子と付き合った経験があり、キスの経験もあった。

「なら自分でもイケるのではないか?」と思ったが、人生はそう簡単ではなかった。

 

なんだケチ。

 

と中学生の馬鹿な私は思った。

 

キスくらい、いいじゃんか。減るもんじゃなしと。

 

決して言葉にはしなかったが、中学生の男子なんてのは、そんなものなのだ。

特にマセガキの私は、もう頭の中はそんな事ばかり考えていた。

 

 !人は、お願いを全く聞いてくれない事もある!

 

 もっの凄〜く粘って粘って、長時間ゴネて、また別の日にも同じように何度もお願いしてもダメっていうか、むしろ「又吉くん、会うたびキスしようってばっかり!最低っ!」って嫌われる事もある。初恋の女の子にはフラれた。

 

ほろ苦い思い出。カカオ90%くらい。
 

 

さてさて。

ナオキ屋については、解説も面倒なので、検索してナオキ屋のブログなり、Facebookなり、YouTubeに上がってる動画なりを見て欲しい。

 

自称ミュージシャンだが…私からするとパフォーマンスアーティストと言う方がむしろ的確かも。

 

今回、彼のセカンドアルバム発売記念ライブが、無謀にも収容700名の読谷村文化センター鳳ホールで開催されるという事で、家族で行ってきた。

たぶん…ライブを楽しむというよりも、ナオキ屋の「レコ発ライブというパフォーマンス」に参加しに行った。というのが正確かも知れない。

 お客もバックステージの彼の協力者も、共催のFMよみたん関係者も、無自覚か自覚しているかに関わらず、彼のパフォーマンスに楽しく巻き込まれている。自分も周囲も環境も全てを「ネタ」というパフォーマンスアートに昇華している。

 

 ミュージシャンは音楽で勝負だろうが、彼はライブ前日でさえ曲の練習はせず(笑)

街頭に旗を持って朝、夕立って宣伝活動したり、街宣車使って宣伝したり、街宣車に貼ったチラシの両面テープがなかなか剥がれず、除光液で3時間かけて剥がしたりしていたそうだ。

 

で。

ライブはと言うと。

700名のホールのほぼ半分。302名を動員したそうだ。大成功と言っていいだろう。

ライブパフォーマンスも最高だった。

読谷村長までステージに登場した!!

 

皆、ずっと笑顔。ゲラゲラ笑って楽しんだ。

 

ナオキ屋のほとばしる自己愛!

せつないライブ予算状況!

お客を驚かせ、楽しませたいというエンターテイメント魂!

テンション上がりすぎて、リハーサルも演奏曲も出鱈目!

歌詞もトチるわ、ギターもミスるわ!

 

音楽を楽しむのではない。ナオキ屋を楽しむのだ!

考えてはいけない!感じるんだ!

というブルース・リー先生の教えを噛みしめる。

 

彼のブログには、そのパフォーマンスに参加した人々の写真が掲載されている。是非見て欲しい。

その人達の楽しそうな表情を。
 

https://ameblo.jp/naokiyablog/entry-12297566511.html

 

 !人は、お願いすると意外に聞いてくれる。

 

 

 

 

 

ナオキ屋の曲に「マリちゃんのチョコレート」という名曲がある。
 

 

憧れのマリちゃんが誰にチョコレートをあげるのか?と皆が気にする中、

マリちゃんが転校しちゃう

 

という曲だ。

 

マリちゃんは誰にチョコをあげたのかは結局最後までわからないが。

 

2017年7月30日(日)

ナオキ屋は305個のチョコレートを貰ったのだ。

 

マリちゃんも、きっと驚くだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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